cardboard-house-painting.jp topcardboard-house-painting.jp FLASH vercardboard-house-painting.jp HTML ver新宿区ダンボール絵画研究会当時の制作ノート

吉野屋

吉野屋
武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 地下鉄「京王新線」へ続く地下道(参照


吉野屋の牛丼の段ボールハウスで作られた家だったので「吉野屋」という名前にしてみた。

なかなかシンプルで力強い絵だ。
家の形がちょっと変わっていて四角くなかったのできっとこんな絵になったのだろう。
ここ京王新線に続く地下道の段ボールハウスは夜になると移動しなければならないため、折たたみ式になっている。
この場合、住人の回りを囲むような設計となっている。
だから周囲が丸みをおびていたり、高さが前と後ろで違ったりいろいろしていた。
そのせいもあるのか家丸ごとで一つの絵を描くと言う感じだった。
前と後ろからのカラー写真を見てもらえば分かるだろうか。

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狼少年と父

狼少年と父
武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 地下鉄「京王新線」へ続く地下道(参照


これもまた、ちょっとした「現代鳥獣戯画」。

この頃「下着」を見せてパンツはズリ落として履く、のが流行っていた。
今思うと奇妙な流行だけど、江戸時代も「イキ」な着物の着方は「どう着崩すか」だったようである。
「だらしなく見せる。」という着こなしは洋の東西、現在過去において共通している「イキ」のようである。
そう考えると、ここ新宿の地下に住むオッチャン達は「スペシャルにイキ」に着こなしていることになる。

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だまし絵

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武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 地下鉄「京王新線」へ続く地下道(参照


床がそのまま続いているように描いたのだがそう見えるだろうか?


「だましえ」
オレの事、誉めるなら、「金」をくれ。
オレの事、けなすなら、テメエの身も危険にさらしてくれ。
オレの事、無視しているなら、この制作が評価しだされてから近付くな。

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人生快速ゆとり号

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武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 地下鉄「京王新線」へ続く地下道(参照


移動式段ボールハウスをそのまま電車としてペイントした。
京王新線地下道の最高傑作!

地下鉄への地下道にラッシュにあえぐ人を描き、その電車から落っこちる中年サラリーマンを描く。
行き先は「豊かな日本」。
満員電車は皆がいがみ合い、子供達は不気味に笑う。笑う先は形相を変えてひっくり返っているサラリーマンの哀れな姿だろう。
ハリボテ車掌の横にいるのは「ジョバンニ」か「カンパネルラ」か。

そう、この電車は死者を運ぶ銀河鉄道なのだ。

豊かな日本目指して。

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産業

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武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 地下鉄「京王新線」へ続く地下道(参照


絵巻ものシリーズ!

なんかよくわからんがしかしよく見るとまた細かいところまで手が込んでるなあ。
麦わら帽子の子供が工場近くの空き地(埋め立て地か?)で砂遊びをしているようだ。
向こう側には巨大な工場とビルか?
見上げた空には女の人の顔から雲が吐き出されている。
さらに左端には手を縛られて目隠しをされている裸婦がいる。

オレは強迫観念に満ち溢れていた。
まず自分に対しマイナス要因(ダメ人間だとか、価値低いだとか、遅れてるだとか)を持つ。
そしてそれを「克服」していく事を理想とする価値観だ。

ほとんどの事が克服できなかったので、すっかり劣等感の塊になっちまったのである。

この劣等感がますます自分を責めたてていく。

現実の自分の惨めさに、「さよなら逆転満塁ホームラン」といった、ほとんど宗教的奇蹟を願う気持ちを持ち合わせるようになるのだ。
絵画はその絵の中でまさに宗教的奇蹟と呼べるものを引き起こしてくれた。
偶然に産まれる形、自ら造る形、そして当初予想だにしなかった仕上がり、そしてその奇妙なまでの偶然の必然性。
絵に限った事ではないだろうが…。

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