cardboard-house-painting.jp topcardboard-house-painting.jp FLASH vercardboard-house-painting.jp HTML ver新宿区ダンボール絵画研究会当時の制作ノート

蜘蛛男と女

蜘蛛男と女
武盾一郎・吉崎タケヲ 合作 / 西口地下広場(参照


赤と黒のペンキしかなかった時に生まれた「名作」。

この時ペンキは赤と黒しかなかった。だから赤と黒で描かれている。
上からのしかかる蜘蛛男が下の女に米粒を一粒与えようとしている。
蜘蛛の巣に引っ掛かった女はその米粒を拒絶する。
これはオレはあきらかに意図的に描いた。

「東京都とホームレス」の関係なのだ。

東京都は一見おいしそうな保護対策を発表する。例えば収容所だ。
しかしそんなもんは役に立たないのだ。
蜘蛛男が女においしい米粒を与えようとする。「ほうら美味しいごはんだよお」って。

その女が食べたとしても、最終的には蜘蛛男に喰い殺されるのだ。

重要なのはその蜘蛛の巣から逃れることなのだ。

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花
武盾一郎・吉崎タケヲ 合作 / 西口地下広場(参照


内在する狂気が昂って行く様を描きたかった。

オレは当時「花」が嫌いだった。
なんで人は「花」なんか見て喜ぶのか分からなかった。
「花」はいつもオレの内在する狂気を揺さぶりかけて来る電波のように感じていた。
「花」を眺めていると全てを「破壊」したい衝動が込み上げて来る。
「自殺したい。」
「人を殺したい。」
どうして人はそんなに平気で「花」なんか眺めてられるんだろう?
 
「花はキレイ」っていう先入観がきちんとあれば、
「花は狂気を増幅させる危険性のあるもの」っていう本質を見なくて済むもんな。
花って絶対「グロテスク」で「危険」なモノだぜ。

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LIFE IS REAL

LIFE IS REAL
武盾一郎 作 / 西口地下広場(参照


マイクロソフトのロゴマークがデカデカと書いてある段ボールを使用している。
家主は別にそんなことどうでもいいのだろうが、東京の地下の路上生活者アナログ王国にまでマイクロソフト社が進出していると思うとなんだかやりきれない思いが込み上げて来る。
巨大資本とホームレスはむしろ密接なのだ。

「 Life is Real 」という題名はクイーンの曲名からとった。ジョン・レノンに捧げられた歌だ。
人生とはまさに現実的だ。
現実はいつもなんて皮肉なんだ。
オレはこの地下都市で本当にそれを感じていた。

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ブリッジするふたり

ブリッジするふたり
武盾一郎・吉崎タケヲ 合作 / 西口地下広場(参照


詩と絵のコラボレーション。「TAKEWO」と「オレ」の二人が絵、詩両方手掛けている。

普通「絵」「詩」の作品を二人で創るならどっちかが「絵」、どっちかが「詩」というふうになるだろう。
しかし、オレたちは違った。
一つの作品にお互いの作業の境界線がなかったのだ。
ただし、作品によってオレがイニシアチブをとって完成させていったモノ、「TAKEWO」がコンセプトの方向性を決定づけながら仕上げていったモノ、といったふうな役割はあった。
が、「分業」ということはしなかった。全部共同作業でやった。効率は悪いが、強烈な作品は出来上がる。

仕事をし始め「何か」を忘れてきちんとした大人になると絶対にできないのが、境界のない「コラボレーション」である。
そう思うとつくづく貴重な制作だったと思うのだ。
この作品はどちらかというとオレよりの作品である。(多分)

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碧の家

碧の家
吉崎タケヲ 作 / 西口地下広場(参照


きっとこの時この色しかなかったのだろう。
妙に「ヤバさ」を感じさせる作品。

この作品の仕上がりを観た時、なんだかとても胸騒ぎがした事を覚えている。
なぜだかは解らないが…。

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