cardboard-house-painting.jp topcardboard-house-painting.jp FLASH vercardboard-house-painting.jp HTML ver新宿区ダンボール絵画研究会当時の制作ノート

蛇ノ丸

蛇ノ丸
武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 西口地下広場(参照


蛇の「日の丸」

これもまた初期の作品だ。
「日の丸」がモチーフなんてなかなかよろしいではないか。
そりゃあ、真面目にこの国のこと考えたら、「日の丸」の存在についてを考えざるを得ないだろう。
無葛藤に「日の丸」振ってる光景を目にするたびにゾッとするのはオレだけではないだろう。
「君が代」だって、胸はって歌えないし、歌ったことすらない。
こんなんでいいのかなあとか思ったりもするよ。
でもよ、「君が代・日の丸反対!」って所で脳停止して、それを正義だと思い込んでいるのって時代を直視していないと思わざるを得ない。
だったらそれに替わる何かを考えなきゃ、創らなきゃ、話しにならねーじゃん。

オレは八百万(やおよろず)の神が居る日本は素晴らしいと思ってる。
でも、なんでそれが萬世一系の天皇に結び付くのかがマルでピンと来ない。
この島国には太古の昔から神々が宿り、言霊が咲き誇り、精霊たちが活き活きと棲む、水と緑の場所だ。
例え、中国的仏教の無情観や西洋的合理主義や欧米的自由競争や欧米的民主主義が入って来たとしても。
天皇を中心とする中央集権国家が出来たのがおよそ1300年前だとすると、その人工的で不自然な神を古(いにしえ)の自然信仰と融合させて辻褄(つじつま)を合わせたとしか思えない。
この国も欧米ばっかりを参考にしてないで、2000年以上前のこの島を参考にしたらどうなんだろう?

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HOTEL

HOTEL
武盾一郎 作 / 西口地下広場(参照


写真家、天才アラーキー氏の写真集に掲載された作品!

しかしよりによってなんでこの絵の段ボールハウスなんだ?
(他にもいっぱいあったのに)
ハラ立つなあ。
天才アラーキー氏は何回かここ地下道でキョロキョロしているのを見かけた。
(オレのコトは撮ってくれなかった)
ハラ立つなあ。
その後「路上写真展」ってのをやってた。ブロック塀を写真で覆ってた。
(オレらのパクリ?なんてそんなこと申しませんが)
ハラ立つなあ。
まあオレ無名だし、金ないし、権威的な賞もとった事ないし。
ちくしょーっ!

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時計魚

時計魚
武盾一郎・吉崎タケヲ 合作 / 西口地下広場(参照


これはかなり初期の作品。
写真があってホントに嬉しい。

時計の目玉の魚が泣いている。
その口にはネコがいて喰われているはずなのにどう言う訳か「ふてぶてしい」顔をしている。
なんか意味不明だか、こういうシュールなモチーフは結構多かった。
背景に遠近法を用いないのが一つのポリシーでもあったような。

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ハートの顔 1

ハートの顔 1
武盾一郎・吉崎タケヲ 合作 / 西口地下広場(参照


ここにはいろんなハート(心)があった。
心がむき出しの人たちという意味を込めてハートの顔にしてみた。

「良い人」ってのも「悪い人」ってのもいないと思う。
オレにとって「いい人」か「いやな人」だけなんだと思う。
対する総ての人間にとって「いい人」なんていないと思う。
まんべんなく薄くみんなに「いい人」であるより、一人でもいいからその人にとって「かけがえのない人」でありたいと思っていた。
けど、人から嫌われることに臆病だった。
なんとなく愛想ふりまく自分がいる。
また自己嫌悪に陥ったりする。
フラットに自分を愛せるようになったらどれだけ楽になれるか…。
そう思いながら、自分に、他人に、牙を向けては落ち込む毎日でもあった。

誰かに優しくされると、ひざの下が抜けたようになんだか「哀しい」気持ちになった。

でも、生きて行く勇気が湧いたりもした。
「死にたい」って思うのは、もうよそうって思った。

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かえる

かえる
武盾一郎・吉崎タケヲ 合作 / 西口地下広場(参照


わりと何度も潰して出来上がった苦労作。

最初はハエのよう絵になっていたが、潰して描き直したりした。
この制作ではせっかく描写したものを「全て潰す」コトが多々あった。
理由は、「納得いかなかった」それだけである。
その場で感じたことをどれだけ「そのまま」顕せるか、なのだ。
安全な家の中で絵を描いたらもっと違うものが出来る。
「この空気」を一番大切にした。
オレたちの言う「リアリズム」とは、そういうことだ。
だからこの絵達は写真より写実より「リアル」なのだ。


この絵を描いている最中にとある英語圏人の若い男性がやってきてこんなようなことを英語で言ってきた。
「もっと意味のある絵を描きなさい。政治家とか都庁とか(みたいな)」
オレはすかさず「アイキャンノットアンダスタンドイングリッシュ、ジャパニーズプリーズ!(意訳:ここは日本だ。日本語でしゃべれ、白人坊主)」
外国人はオレたちの絵画活動を非常に高く評価してくれた。
「東京ジャーナル(英字情報誌)」では森村泰昌をおさえて「1996年ベストアーティスト賞」をくれたぐらいだ。
しかし、英語で話し掛けて来る。わんさかと。いちいち質問して来るのだ。

今思うと嬉しい出来事だけど、当時はうざくてたまらなかった。

ラテン系の人たちは良かった。
オレが描いている横で踊り出したりして「感じてくれた」
一時オレはTシャツに「I can not speak English!」と書いていた。

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