cardboard-house-painting.jp topcardboard-house-painting.jp FLASH vercardboard-house-painting.jp HTML ver新宿区ダンボール絵画研究会当時の制作ノート

血と知

血と知
武盾一郎・吉崎タケヲ 合作 / 西口地下広場(参照


題名を絵に描き込んだ珍しい作品。

絵の題名を段ボールハウスに描き記す事は滅多になかった。絵の題名なんてどうでもよかったからだ。名前なんかより作品から沸き出す「何か」とか精神性とか魂とかの方が重要だ。
よっぽど意味として伝えたい事がある時に文字(言葉)を使った。

文字を使うととたんに通行人が気にとめるようなるから不思議だ。
絵にどれだけ想いのたけを閉じ込めても、文字ひとつ書いてある方を人は見るものなのだ。
意味の分からないものは見えないからなのだ。
この制作で、人はオレを「理解」しようとしたり、「その行為のコンセプトには反対だ」とか言って来たりするヤツらは多かった。

まず、「何かを感じたかどうか」なのだ。
意味はその後からついて来るものなのだ。

 

血を流したことのない知識人なんて全く信用出来ないものだ。
安全な所からペラペラ偉そうに喋るんじゃねえ。

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あめとむち

あめとむち
武盾一郎 作 / 西口地下広場(参照


今さらとなってはよく思い出せない作品もあるがそのうちの一つ。すっかり忘れている作品がどれだけあるかが恐い。
この当時、「一件壊されたら二件描く」の気持ちで描いていた。出来上がった作品に浸っている余裕もなかった。

描く行為そのものだけに全パワーを注いでいたので、「何を描いたか」というのがすっかり飛んでしまっているのもある。

1日と持たない段ボールハウスから1年以上もつ家まで様々だった。
仕上げるまで何日もかかった家から、1日で描き終る絵まで、オレたちの描き方もまちまちだった。

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犬とブタ

犬とブタ
武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 西口地下広場(参照


これも随分と最初の作品だ。
実によく描き込んである。

いやあホントに丹念に描き込んであるよ、これ。
写真ではちょっと分かりにくいかも知れないが、3人でしきりに描写をした記憶がある。
シュールだとか言われたしその通りだとも思う。
だけど、日本の昔の絵や古典落語の方がもっとシュールだぜ。
言い様によっちゃあ、20世紀に入ってやっとヨーロッパもシュールが分かるようになったんだよ。
日本より遅れること数百年。

それなのになんで西欧主軸で考えるんだ?

おかしいんじゃねえ?特に「知識人」とか「文化人」とか「学者」とか「インテリ」とかって呼ばれてるヤツらよお。
自分のじいちゃんよりも白人の言ったことに価値基準を置くのか?
それってカッコ悪いぜ。

下書きらしきものが出て来たので新たにアップします。(Flash versionにはない画像)
inu_sitagaki.jpg

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バラと戦争

バラと戦争
武盾一郎・吉崎タケヲ・山根康弘 合作 / 西口地下広場(参照


ヤマネ」初参加作品!

オレと「タケヲ」で描き始めて3週間。「ヤマネ」が参加するようになる。
この時は5人で制作していたのだ。
この後、養老の瀧で飲んだ。新宿の養老の瀧は24時間やってるし、安かったのでよく利用したもんだった。
酔っぱらって階段を昇って外に出ると、太陽にむせかる排気ガスとうるさい程の街の雑踏が出迎えてくれるのだ。
そしてオレはぐにゃりとネジ曲がった空間の中で、廃虚と化した大都市「東京・TOKIO」を夢想したりしたのだった。

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幸福とは?

幸福とは?
武盾一郎・吉崎タケヲ・上條久美子 合作 / 西口地下広場(参照


幸福そうな顔を描きたかった。
「ホームレス」と呼ばれる人たちと「一般人」と言われる人たちと一体どっちが「幸福」なのだろう?

ホームレスは不幸なのか?オレはそうは思ってない。
ただ悲劇ではあるかも知れない。
かつて「辻仁成」氏の個展で「あそこにいる人たちは悲しそうな表情をしていなかった」と少し氏の想像と違ったことを話してくれた事があった。
1995年11月10日東京新聞の「本音のコラム」で辻仁成氏は段ボールハウスのことを取りあげ、光栄にも「(前略)芸術が高い敷き居の向こう側へ姿を消した今、青年たちは冷風が吹きすさぶ街の中へはっきりとした声を伝えようとしている。その声の寿命は短いが、しかし志は高い。」と書いてくれた。芥川賞をとる前の事である。


悲劇が露骨に集約されているような場所に暮らしている人たちは実は「すんごく陽気」だ。

「暗い顔」なんかしてられないのだろう。

暗黒や悲しみに自分の身を寄せようとする行為はそれ自体「幸福」であるコトを示している。

深刻ぶってるヤツは「余裕」なんだよ。危機感を煽り立ててるヤツらも実は「余裕」なんだよ。
騙されんなよ。

本当にキビイシイ状況で生きている人たちは「目一杯陽気」なんだよ!

その哀しみが解らずに深刻ぶってるヤツらを信用するなよ!

社会的にも、知的にも、精神的にも、金銭的にも、名誉的にも、もう這い上がれない庶民が毎日飲んだくれて踊っているのは「悲しい」からなのだ。
「飲んで歌って踊れ!!」

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